今回は大型ショッピングモール内のキッズスペースの
デザインに関する案件をご紹介致します。
近年、地方を中心に大型ショッピングモールの出店が続いています。
今回は施工面積が50坪以上坪単価100万以上の案件となります。
◆ご要望
日本をモデル店舗として、今後海外展開をする為の旗艦店にしたい。
日本と海外(アジア)の違い
中国、東南アジアの富裕層の子供は常に「狙われる」存在になります。
誘拐などの犯罪に巻き込まれるリスクが日本に比べると格段に高く、
そういった犯罪を企む人がショッピングモールでは子供を物色しに来る。
その為、外部から見えない構造に仕上げました。
◆施主
アパレル商品の流通業を営むクライアント様
◆ショッピングモールでの施工
大型モールにおける施工工事は、営業終了後の限られた時間帯で行います。
また、テナントのサイズに応じてどういった動線にするか。空間を作り上げるか。
慎重になって考える仕事になります。今回は50坪と広々としたエリアのデザイン。
セキュリティ面を考慮しつつ、旗艦店の役割を果たす事を目指しました。
当社が飲食店やクリニックをはじめ、オフィスデザインやこうした商業施設内の
店舗デザインまで手掛けられるのは、デザイナー自身がクライアントの先にいる
「お客様」にどういう”おもてなし”がしたいか。どんなキモチになって欲しいか。
それを真剣に考え、向き合い、引き出しを増やしてきた経験によるものです。
予算が多い、少ないだけでなくお客様に対して何を提供したいのか。
どういう想いがあってお店をつくることになったのか、じっくりとお聞きします。