ゲームやスポーツをしたり、ショーを観たりしながら食事ができる、そんなエンタメ系レストランが今注目を集めています。
エンタメ系レストランの特徴や内装デザインを知って、日常を忘れて楽しんでしまう、お気に入りのお店を見つけてみましょう。
エンタメ系レストランの魅力
エンタメ系レストランとは、食事をしながら様々なエンターテインメントを体験することができるレストランのことです。
エンターテインメントとは気軽に楽しめる娯楽のこと
エンターテインメントとは、音楽や映像、演劇やコメディ、ゲーム、スポーツといった娯楽の総称で、省略してエンタメと呼ばれることもあります。
エンタメは主に「気晴らし」や「気分転換」として行われる行為を指し、専門知識がないと理解できない芸術作品や、高度な技術や資格がないと行えないスポーツと違って、老若男女問わず誰でも楽しめる点が特徴です。
多種多様なエンタメ系レストラン
エンタメ系レストランには沢山の種類があり、店舗ごとに、テーマにしているエンタメに沿った内装デザインを見ることができます。
例えば、VRゲームで遊びながら食事を取れるエンタメ系レストランでは、バーチャル世界に迷い込んだかのような近未来風の空間で過ごすことが可能です。
あるいは、店内にいる魚を実際に釣って食べられる釣り系レストランでは、大きな船を模した座席で釣り船に乗っているような気分になれるでしょう。
視覚や聴覚などの五感を使って、店内に用意されたアミューズメント設備や内装デザインをめいっぱい楽しめば、お腹も心も満たされることは間違いありません。
大迫力のロボットショーが楽しめる「ロボットレストラン」
新宿・歌舞伎町にある「ロボットレストラン」は、本格的なプロのショーを鑑賞できるエンタメ系レストランです。
食事は入場料とは別になっており、料理を注文して食事を取ることよりも、ショーを楽しむことに重きを置いた店舗になっています。
光と音のパワフルでエネルギッシュなショーは、まさにテーマパークそのもの。手拍子やサイリウムを使って他のお客さんと一緒にショーで盛り上がると、騒がしい雰囲気が苦手な方でもロボットレストランの世界観に引き込まれてしまうでしょう。
総工費は数百億円!?圧巻のショーと内装は見ごたえ抜群!
店舗の3階にあるバーのラウンジは、カジノを彷彿とさせる赤と黒のフロアや、ゴールドやレッドの豪華絢爛な座席などが置かれており、内装を眺めているだけでショーの待ち時間も退屈しません。
地下のショーフロアにはステージを挟むように客席が設けられており、奥の客席には段差が付けられているので、どの席からでも座ったままショーを鑑賞することができます。
ショーが始まると、ブレスを吐き出す巨大なドラゴンや、思わずひるんでしまいそうな迫力満点のメカ、レーザー光線をまといながら登場するロボットなどが店内の奥から次々に登場し、まさに息をつく暇もありません。
スクリーンの映像と、和太鼓やギターによる大迫力の演奏に包まれれば、まるでテーマパークのパレードを眺めているかのような、非日常的な気分に浸れるでしょう。
気分は戦国武将!「戦国武勇伝」
同じく新宿・歌舞伎町にある「戦国武勇伝」は、未来とは打って変わって、過去の日本にタイムスリップしたかのような気分になれるエンタメ系居酒屋です。
戦国時代に活躍した伊達政宗や真田幸村、前田慶次など、各武将の家紋や武器などが随所に散りばめられた店内は、戦国時代ファンなら大満足することは違いありません。
滞在するだけで楽しめる戦国時代の仕掛けが満載!
エントランスに入り、真っ先に目に飛び込むのは迫力満点の甲冑フィギュア。軍旗がずらりと並んだ廊下を進めば、合戦に出陣する武将になりきってしまいそうです。
座席からテーブル、壁や床まで和風で統一された、鮮やかで力強い内装デザインは、戦国武将の生き様を表しているかのよう。
合計98席の広い店内には、前田慶次や直江兼続と名付けられた個室が設けられた「慶長出羽合戦の間」のほか、ボックスシートやカウンター席が置かれた「本能寺地獄変の間」と呼ばれるスペースなどがあり、どの席につけるか予想するのも訪れた客の楽しみの一つとなっています。
伊達政宗の鎧を連想させる三日月型の器や、刀の形になった箸、武将をイメージしたお酒、家紋の焼印が付いた卵焼きなど、次から次に登場する仕掛けの数々に、お店を出る時まで戦国の世界観を堪能することができるでしょう。
繁盛するお店、お客様が集まる飲食店の内装デザインはこちら
おわりに
エンタメ系レストランの中には、店舗に用意された娯楽を実際に体験できる店舗もあれば、滞在して非日常的なワクワク感を味わう店舗もあります。
来店する時は、実際にスポーツやゲームを体験したいのか、ショーや内装デザインを眺めて楽しみたいのか決めて、楽しみ方に合ったエンタメ系レストランを選びましょう。
エンタメ系店舗施工事例
口コミ経由でお問い合わせ頂いたお客様です。
施工概要
坪数=30坪、デザイン4週間、工事期間=4週間で仕上げました。遊び慣れた大人の為のASOBIBAをコンセプトに、最高のエンターテイメントダイニングを目指し、テキサスホールデムを中心に各種カードゲームをご用意しているお客様になります。
20年ほど運営していたカントリー風のカフェの居抜き物件での取り組みです。当初は少し内装を整えてオープン予定だったものの、当社がデザインをご提案した結果「せっかくだから内装もキチンと作り込もう!」とご快諾。事前に想定していたご予算の2倍以上の金額を投資していただきました。
お客様のご要望
・カウンターでテーブルゲームができるように天板はスエード生地にしたい
・モニター設置&蒼いLED照明を導入したい
デザインの特徴
古い店舗の居抜き工事ということで、店舗機能を”生き返らせる”為に様々な箇所に補修や手間を掛けて環境を整えました。居抜き物件の場合、こうした細かな設備のメンテナンスが重要となります。