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週末起業にはどんなメリットがある?副業との違いや独立のステップにするための基礎知識

会社勤めをするかたわら、収入アップやスキルアップが行えるものとして注目を集めているのが、週末起業です。
週末起業は、同じく会社勤めをしながら行う「副業」とは違い、独立へ向けたステップアップとしての側面を持ちます。

この記事では、週末起業とは一体何なのか、どんなメリットがあるのかなどについて詳しく解説します。

独立を考えているなら週末起業がおすすめ

週末起業では、自分が経営者となって様々な事業を実際に行うことになります。
週末起業の事業内容は様々ですが、飲食店経営やショップ経営などのほか、スキルを活かしたコンサルタント業などもあります。
その他、ブログや動画から広告収入を得る方法も、事業主は自分ですので週末起業の一種です。

週末起業と副業の違い

週末起業は「本業の合間に、自分が事業主になって事業を行うこと」です。
一方、副業は「本業の合間に、別の会社で働いて賃金をもらうこと」です。

「本業の合間に行う」という点では、両者は共通しています。
ですが、この2つには、「自分が起業するか、雇用されるか」という決定的な違いがあります。

副業は、本業とは別の会社に雇われて労働することになります。
別の業種や職種を経験する機会にはなりますが、独立のステップとしては遠回りと言えるでしょう。

週末起業のメリットは?

週末起業には、実際に現場で経験が積めること以外にもいくつかのメリットがあります。

独立後のシミュレーションができる

週末起業は、単に物を売ったりお客さんを相手にしたりするだけで終わりではありません。
在庫の仕入れや管理、販売、売上管理、その他確定申告や税金の支払いなども必要です。
雇われて与えられた業務だけ行う「副業」と違って、事業に必要な一連の事務処理を行うことになるため、独立後の状態をより具体的にイメージできるでしょう。

いきなり起業するよりも堅実

週末起業の魅力といえば、本業とは別の収入源を持てることでしょう。
言い換えればそれは、独立して起業した時と違い、本業の収入が残されているということでもあります。

例えば、もし週末起業で思った収入にならなくても、本業の収入があれば生活に困窮するリスクは低いです。
また、安定した収入が確保されている状態であれば、もし損失が生じても、売上計画や市場分析などを余裕を持ってやり直すことができます。

副業に比べて自由度が高い

もし副業で週末だけアルバイトをしている時、本業の休日出勤が入ったとします。
このような時に、アルバイト先のシフト調整が上手くいかなければ迷惑をかけてしまいますし、本業のために何度もシフトに穴を空ける状態が続けば、最悪の場合解雇されてしまうでしょう。

週末起業では自分自身が経営者です。
よって、スケジュールを前倒ししたりずらしたりするといった調整もある程度は可能です。
もちろん、週末起業でも絶対に融通が効くわけではありませんのでご注意ください。

週末起業をする際の注意点

週末起業は本業と並行して行うため、並大抵の労力では勤まりません。
以下の注意点を起業前に知って、対策を立てておくことが大切です。

自由時間を削る覚悟が必要

本業の合間に別の事業を行うということは、休みや自由時間が減ることを意味します。
平日は本業、週末は個人の事業…となって、休みが一切なくなることも十分ありえます。

これは週末起業を行う者の宿命でもありますので、始める前に心得ておくことが大切です。
いざ始めた後で、「こんなに休みがないなんて思わなかった!」と嘆くのは精神衛生上良くありません。
追い詰められた精神状態では、本業も週末起業も満足にこなせなくなります。
月に1~2度でも丸一日休みが取れるような、無理のないスケジュールを立てることをおすすめします。

2つの仕事の対応が重なることがある

週末起業のことが気になって、本業が手につかないケースもあります。
あるいは、本業の勤務時間中に週末起業の対応に追われてしまい、周囲に迷惑をかけこともあるでしょう。

このような時に、「本業さえなければ」という気持ちになるのは本末転倒です。
週末起業は本業という支えがあってこそできることです。
本業と週末起業で対応する時間帯を分けるといった、時間管理の工夫も経営者の手腕です。

週末起業が損失を生むこともある

週末起業で生じた損失が、実生活を圧迫する可能性も十分考えられます。
店舗を取得するのための初期投資や、材料の仕入れ代が売上で回収できなければ、自分自身の貯金を崩してその損失を埋めなければなりません。

食材や商品などの在庫が発生する事業や、実店舗を持つ事業は特に注意が必要です。

おわりに

週末というわずかな時間だけでも、実経験を通じて得られる情報の量は非常に膨大です。
もし将来的に独立を考えているのであれば、週末起業は独立の大きな足がかりとなるでしょう。

週末起業では、与えられた時間の範囲内で集中するために、本業がおろそかにならないようなスケジュール調整が大切です。
同じ事業で週末起業をしている人や、週末起業を経て独立した経営者などからヒントを得ると良いでしょう。

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