温泉でデスクワークや家事の疲れを取りたくても、なかなか旅行の計画が立てられず、都内を出られない…そんな人におすすめしたいのが、都内にあるおしゃれな日帰り温泉やスパです。
この記事では、都内に住んでいる人にぜひ利用していただきたい、高級旅館のような源泉かけ流しの日帰り温泉や、南国リゾート気分が味わえる極上のスパなどを3つご紹介します。
高級旅館のようなスパ「前野原温泉 さやの湯処」
板橋区にある日帰り温泉「さやの湯処」は、都内にいながら都会の喧騒を離れて過ごせるスパとして、地元の人だけでなく観光客からも高い評価を受けています。
にごり湯の源泉かけ流し天然温泉は、お湯から上がっても湯冷めしにくい泉質。高濃度炭酸泉やジェットバスなど気分で使い分けられる内湯に加え、空を眺めながら浸かれる露天風呂や、寝転がりながらリラックスできる寝湯も完備。事前に予約すれば貸し切りで使える、離れの露天風呂「燈」も人気です。
サウナは水風呂と併用できるドライサウナのほか、漢方の粉末を熱したスチームサウナなどがあります。
庭園づくりから始まった和の空間
まるで和風の高級旅館のようなさやの湯処ですが、特に人気の施設は四季をイメージしてデザインされた「春・夏・秋・冬」4つの岩盤浴ルームです。岩盤浴が体験できるのは、遠赤外線で効率よく体が温まる「夏」の部屋と、薬草の力で肩こり解消などが期待できる中温の「秋」の2部屋。
岩盤浴で汗を流しながら、「春」の部屋で寝転がったり、ひんやりとした冷気が気持ちいい「冬」の部屋で体を引き締めたりしてのんびり過ごせます。
さやの湯処はもともと、現在も食事処として使われている「柿天舎(してんしゃ)」に面した庭園づくりからスタートしました。温泉や岩盤浴でデトックスしたあとは、柿天舎から見える庭園を眺めて和の趣に浸りながら、ゆっくり食事を楽しめます。
源泉かけ流しの露天風呂が楽しめる「稲代天然温泉 季乃彩」
稲代市にある「季乃彩(ときのいろどり)」は、週に3回に通うファンもいるほど人気が高い、源泉かけ流しの日帰り温泉です。
岩盤浴を利用するためには入場料金と別途オプション価格が発生しますが、岩盤浴とセットで利用しても1,000円前後と非常にリーズナブル。深夜1時まで営業しており、(最終受付は24時まで)土曜日や日祝日は朝7時から朝風呂も開かれています。
楽しみ方無限大のバラエティ豊かなお風呂
季乃彩では、自然の中にいるかのような開放的な露天の岩風呂を始めとして、日替わりで季節のフルーツや花びらが浮かぶ井水循環型の檜風呂や、井水をぜいたくに独り占めできる情緒たっぷりの石釜風呂など、バラエティ豊かなお風呂を好きなだけ行き来できます。
サウナルームでは、常設されている塩を塗りながらたっぷり汗を流せる、美肌効果付きの草蒸風呂や、上に行くほど温度が高くなるタワー式のドライサウナが選べます。
人気の岩盤浴は四季をモチーフにした4つの部屋があり、そのうち「夏風楽」と「秋風楽」が岩盤浴ルームとなっています。先程ご紹介した「さやの湯処」と似た構成ですが、季乃彩では涼み部屋となっているのは「冬幻楽」のみで、「春庭楽」では高濃度酸素浴を体験できます。
営業時間終了まで時間を気にせず何度でも利用できるため、他3箇所の岩盤浴を交互に行き来しながら、心ゆくまでデトックスを堪能できるでしょう。
都内のバリ島風スパリゾート「kajaSPA 神宮前本店」
渋谷区神宮前にある「kajaSPA(カジャスパ)神宮前本店」は、芸能人がお忍びで利用することもある隠れ家的スパリゾートです。利用できるのは、確かな技術のスタッフによるアロマトリートメントや、100%桜島溶岩プレートが使われた岩盤浴、トリートメント前に入浴できる美肌効果の高いマイクロバブルバスなどです。
kaja SPAのアジアンリゾート風のラグジュアリーな店舗デザインは、バリ島をイメージしたもの。店名の「kaja」は、バリ島の言葉で「神様のいる場所」意味しています。
心も体もほぐれるバリ風の内装
南国風の植物が出迎えるボタニカルなエントランスからは、既に異国のような雰囲気が漂います。ロビーに置かれたエキゾチックなデザインのソファや壁のレリーフは、すべてバリ島から直輸入した本格家具。明かりを落としたムーディーな内装の施術ルームに入れば、海外にトリップしたかのような非日常感が味わえるでしょう。インドネシアのリゾート気分に浸れる極上のリラクゼーションタイムで、体だけでなく心まで癒やされてみてはいかがでしょうか。
おわりに
温泉やリゾートは、新幹線や飛行機で長距離移動をしなければ行けないと思ってしまいがちですが、旅行をしたかのような非日常感が体験できる日帰り温泉やスパは、都内にもたくさんあります。会社や自宅からも通える都内の日帰り温泉やスパで、日頃の疲れを吹き飛ばしてみませんか?