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税理士なしでも大丈夫!確定申告を自力で済ませる方法3つ

個人事業主の人は、1年間の収入や支出を、毎年1回の確定申告で報告することになります。

独立後初めての確定申告では、ただでさえ何から手を付けたら良いかわからないものですが、信頼できる税理士が付いてなければ、ますます焦ってしまうでしょう。

確定申告期間に突入してから準備に手間取らないように、自力でも確定申告が行える方法を知っておきましょう。

確定申告の書類を一から作るのは難しい

税理士の力を借りずとも、確定申告の書類を、自力で一から作ることは可能です。

しかし、
「税の知識がない」
「簿記の資格を持っていない」
「書類の作り方を間違えないか心配」

といった状態で、自力で確定申告の書類作成に挑むのは、非常に効率が悪く、時間も浪費しかねません。

テンプレートやソフトを活用しよう

まっさらの状態から、自力で確定申告の書類を作るのは大変ですので、テンプレートや会計ソフト、その他支援制度をしっかり活用しましょう。

記入するだけで書類ができるテンプレートや、指導してくれる専門家の力を借りれば、税や簿記の知識がない人でも、確定申告の書類を一通り作ることができます。

自力で確定申告の書類を作成する3つの方法

自力で確定申告の書類を作る方法は、3つあります。

種類によっては、多少の税や簿記の知識が問われますので、ご自身が最もやりやすい方法を見つけておきましょう。

税務署の無料記帳指導

今回ご紹介する方法の中で、最もおすすめなのが、各自治体で開催されている、税理士による無料記帳指導です。

自治体によって開催スケジュールや内容は様々ですが、一年間で数回に分けて開催される点、実践を踏まえながら確定申告の手順を一通り教えてもらえる点、テキスト代や会場費が無料になっている点は共通しています。

その他、確定申告の直前に、税理士に確定申告書の内容を一件ずつチェックしてもらえる会場が設けられることもあります。

ただし、確定申告直前の無料指導は、毎年大変混雑します。
特に、日程の後半は数時間待ちになることも多く、人数制限で午前中に受付が終了してしまうことがあります。

なるべく余裕を持って作成できるように、管轄の税務署のホームぺージなどで、記帳指導のスケジュールを調べておきましょう。

確定申告ソフト

2番目におすすめの方法が、『freee』、『MFクラウド確定申告』、『やよいの青色申告オンライン』といった、確定申告ソフトを使って書類を作成する方法です。

会計ソフトを使った確定申告は、無料記帳指導の申込みを逃したという方や、しばらくは税理士を雇う予定がないという方にもおすすめの方法です。

簿記の知識がなくても、確定申告に必要な情報を画面に入力すると、ソフトが書類を自動的に作成してくれますので、専用の用紙を自分で揃える必要がなく、書き損じで手間取る心配もありません。

ただし、操作に慣れていないと、必要な情報の見極めに手間取りますので、早めにソフトを選んで、少しずつ操作に慣れておくことをおすすめします。

また、確定申告ソフトは基本的に利用料が発生します。

無料プランでも申告は可能ですが、本格的な帳簿の作成になると、無料プランの内容では追い付きませんので、早めにソフトを選んでおくと良いでしょう。

e-Tax(国税電子申告・納税システム)

3番目にご紹介する方法が、e-Taxです。ハードルは高くなりますが、利用環境次第では、最もスムーズに確定申告を済ませることができます。

e-Taxでは、国税庁のホームページ上で確定申告を済ませることができます。

電子申告であれば、ネットで作成したデータを送るだけで確定申告が完了するため、郵送や持ち込みの手間もかからず、さらに確定申告期間中は、24時間いつでも申告が可能です。

ただし、自宅からデータを送信するためには、「ICカードリーダライタ」と専用のソフトウェアを入手し、マイナンバーを入力して「電子証明書」を発行する必要がありますので、事前準備のハードルが高くなります。

もし、電子証明書の発行が難しいときは、印刷した申告書を郵送するか、税務署のパソコンからご自身のe-Tax画面にログインして確定申告を済ませることもできます。

なお、初めてe-Taxを利用するときは、準備物が追加で必要になったり、入力項目がわからなかったりして、時間がかかる恐れがありますので、できるだけ確定申告期間よりも早めに着手しておきましょう。

不安なときは税理士に相談してみよう

ここまで、自力で確定申告書を作成する方法を3つ紹介してきましたが、上記のうち、「税理士の無料記帳指導」は、タイミングを逃すと利用することができません。

そのため、記帳指導を逃した方は、会計ソフトか、e-Taxを使って自力で書類を作成することになりますが、どちらの方法も、書類の内容は自分でチェックする必要があります。

とはいえ、税理士に確定申告書の作成を単独で依頼すると、約5~10万円の費用が発生してしまいます。

初めての確定申告で間違った書類を提出しないように、税に関する相談を、税理士事務所に相談しておくと良いでしょう。

無料相談を受け付けてくれる税理士を探そう

税理士への支払いが発生するのは、確定申告の業務を依頼したときです。

税理士によっては、相談だけなら無料で聞いてくれますので、まずは確定申告に向けて、何が必要か尋ねてみると良いでしょう。

もちろん、相談の結果、自力でも確定申告が行えないほど手間がかかるようであれば、不慣れな作業は税理士に任せてしまうのも近道です。

いずれ事業が軌道に乗ってきたときに、本格的に税務を任せられるような、相談しやすい税理士事務所を見つけておきましょう。

税理士に無料で教えてもらえる情報

確定申告書の作成業務を依頼しなくても、下記の範囲であれば、無料で教えてもらえることがあります。

・管轄の税務署
・確定申告に必要な書類
・無料記帳指導の開催日程
・無料記帳指導に持っていくもの
など

これらの準備物がわかるだけでも、確定申告の不安は和らぎます。

ただし、すべての税理士事務所が無料で相談に応じてくれるわけではありませんので、事務所に向かう前に、相談費用が発生するかどうかを電話やメールで質問しておきましょう。

おわりに

確定申告は、受付期間になってから準備すると、焦って必要な情報を申告し忘れたり、誤った情報を入力したりする危険性が非常に高くなります。

間違った金額で申告した結果、もらえるはずの還付金が受け取れなくなったり、税務署の調査で間違いを指摘されたりしないように、ご自身に一番合った作成方法を、確定申告の前に見つけておかなければなりません。

本当に困ったときには税理士の力も借りながら、余裕を持って確定申告が済ませていきましょう。

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